山形美術進学塾


デッサンの講習を受講するのに最低限必要な道具

山形美術進学塾の講習で使用するデッサン道具についての説明です。



 原則として山形美術進学塾では道具の貸し借りは禁止です。
 これは塾から受講生もそうですが、受講生同士も原則禁止しています。なので、友達同士での道具の貸し借りは、何があっても自己責任です。

 上手くなればなるほど、道具のメンテナンスには気を使うようになります。これはデッサンの道具だけではなく、あらゆる道具が自分専用のセッティングに自然となってきます。作業の最適化、高速化を狙うなら当然そうなってくるのですが、借りた道具ではそうはいきません。それで仮に事故が起きても、貸してくれた人のせいには出来ないし、出来たところで台無しになった作品や作業は取り返すことができません。危ないので人の道具な使わない方がいいのです。これは貸して帰ってきた道具に対しても同じことが言えます。貸しても借りても大抵いいことがないので、原則禁止とさせていただいております。

 ということで、デッサンの道具は基本的に全て自分で準備しなければなりません。もちろん、今まで自分が使ってきたものがあれば、それに追加で足りないものを保管すればいいと思いますが、下記の道具は全て必要です。必ず揃えてから講習を受けることにしてください。

■揃えるべき道具一覧

 鉛筆
 4B〜Fまで 各3本ずつ以上
 H〜3Hまで 各2本ずつ以上
 4H〜10Hまで 各本ずつ以上
 フェキサチーフ 1缶
 練りゴム(デッサン用) 1つ以上
 羽箒 1本
 切り出し小刀
 (またはそれに相当する刃幅の厚い鉛筆削り用ナイフ) 1本
 カッターナイフ(紙切断用) 1本
 水張りテープ 1巻
 刷毛(水張り用) 1本
 木製パネル B3・木炭紙版 各一枚

■あると便利な道具
 サッ筆
 ディスケル
 測り棒
 ティッシュ
 道具箱


■鉛筆について
 いろんなメーカーのものがありますが、デッサン用を使った方が賢明です。
 高い鉛筆は粒子が整っていて希望の色が出せますが、安い物は芯の硬さが不均一で紙に傷がついたりと、ろくなことがありません。趣味のお絵かきならそれでもいいかもしれませんが、人生をかけた受験勉強なので、いいものを揃えると良いと思われます。
いくつかブランドをあげると、
■STAEDTLER MARS LUMOGRAPH
■MITSU-BISHI uni/Hi-uni
■A.W.FABER CASTELL
あたりはスタンダードなデッサン用として人気があります。
このほかにも優れたデッサン、ドローイング用鉛筆はあります。調べて使ってみると良いと思います。




2020年11月09日 | 画材